You are using an outdated browser. For a faster, safer browsing experience, upgrade for free today.

Loading...

摂食・嚥下センターの紹介


一般の患者様へ
誤嚥性肺炎をご存知でしょうか?「高齢者の友」と呼ばれるほど、お年寄りには身近な病気です。この誤嚥性肺炎とは唾液や食物などが気管に入り込み、肺炎を起こす状態です。その原因として摂食嚥下障害があります。摂食とは物を食べること、そして嚥下とは、物を飲み込むことです。当院では令和4年4月より、誤嚥性肺炎・摂食嚥下センターを開設しました。

2021年度の日本の死亡原因は1位悪性新生物 2位心疾患 3位老衰 4位脳血管疾患 5位 肺炎 6位 誤嚥性肺炎 7位不慮の事故(最多は窒息) となっています。この3〜7位は嚥下障害と少なからず関連があり、これらを合わせると約30%近くとなります。最近、ムセこむことが増えてきた。痰が絡むようになってきた。飲み込みにくい。喉に物が詰まった感じがするなどの症状はありませんか?日本は超高齢社会となり、高齢者が増えていくにしたがい、誤嚥性肺炎・嚥下障害を発症する方も増加していきます。健康寿命を延ばしていくには予防が肝心です。健康寿命を一緒に延ばしていきませんか?

このような生活習慣病を予防するには早期発見が一番大切であると言われています。最近は食生活が豊かになりまた、種々の人間関係により高齢者よりも中高年者に発生頻度の増加傾向が認められています。

当センターは、医師・歯科医師・看護師・言語聴覚士・歯科衛生士・管理栄養士のチームで構成しており、嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査などの摂食嚥下機能検査を行い、患者様それぞれに適した予防体操や対策のご提案をさせて頂いております。また、嚥下障害となっても入院してリハビリテーション治療や栄養治療、安全な嚥下方法の提案も行なっています。
ご予約のうえ、お気軽に外来を受診ください。

嚥下内視鏡検査

3.5mm程度の細いカメラを鼻から入れて喉の奥を観察し飲み込みの機能を評価します

嚥下造影検査

粘度を調整したバリウムを飲んでもらい飲み込みの機能を評価します。

誤嚥性肺炎・摂食嚥下センター長

 あづま    まさき

我妻 將喜


医師・歯科医師
日本外科学会認定医
日本リハビリテーション学会認定医
日本病院総合診療認定医
日本嚥下医学会 嚥下相談医
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
日本臨床倫理学会 臨床倫理認定士
医学博士
日本口腔ケア学会評議員